税制を調べたうえで、マンションを売りました

私は昨年の2016年、広い間取りのマンションへの住み替えを目的として、約5年間生活していたマンションを売却しました。子供が成長してきて、53平方メートルの広さでは狭くなってきたのです。本当は一昨年の2015年に売却するつもりだったのですが、不動産査定サイトを利用したところ、購入時よりも400万円も資産価値が下がっていることが判明したのです。

 

そこで、妻と二人で不動産売却に関してインターネットで調べて少しでも何かメリットを得る方法はないものか調べました。最初は国税庁のホームページを見ましたが、難しくて計算式がよくわかりません。そこで、税理士や不動産会社のホームページを読んで調べたところ、マンションの広さが50平方メートル以上で、5年以上の所有期間があれば、マンションを売却したときに、売却損がでてしまっても、所得税や住民税の繰越損失を計上することが可能ということがわかったのです。ですから、仮に400万円の損失となっても2016年になってから売った方が、損失を軽減できると判断しました。

 

 

そして2016年になり、マンションを購入して住み始めて5年が経過してから、あらためて不動産仲介会社に来てもらい、一般媒介契約書を交わして売りにだしました。2016年は住宅ローンの金利が史上最低水準ということもあり、すぐに買い手が現れました。私たち家族が住んでいる状態で、内見してもらい、すぐに気に入ってもらえました。購入申し込みをしてもらってから約1ヶ月後に売買契約書を締結し、私たちは新しく購入したマンションへ引っ越すことができました。結局、売却価格は私たちが5年前に購入したときより300万円低い金額となりました。つまり300万円の売却損です。

 

この売却損については、3年間にわたって所得税と住民税の控除対象となりますので、少しは損失額が軽減されます。5年未満の所有期間で売却損を出すのと、5年以上所有してから売却損を出すのでは、税制上のメリットを享受できるか否かが異なってきますので、あらかじめ知識を得ていて良かったと思っています。

値段も家も、住みたいと思わせるようにすること。

これは、私の戸建ての売却の体験談です。私は、静岡県の田舎町で育ちました。その私が育った実家を売却しなくてはならなくなったのです。実家は、娘の私が相続したもので、相続した時は、別荘のように時々いって使えばいいと思ってました。でも自宅と実家を両方維持することは、税金やら経費とお金が必要になってきます。そこで、売ることにしたのです。ただ、都会と違い人口の流動はありません。地元の方に買ってもらうしかないのです。実家の立地としては、駅からは遠いですが、5分の徒歩圏内に、大きな総合病院、スーパー、コンビニ、ドラッグストアー、お菓子や、クリーニング、数件の食べれるレストラン、居酒屋がありました。割と徒歩ですべて、生活はできるというメリットが売りになります。

 

売るとなったら、不動産に査定してもらわなければなりません。3軒の不動産屋にお願いして査定してもらいましたが、だいたい評価は、土地代坪6万円にプラス家屋代200万円もいくかいかないかの値段です。土地は、田舎なので200坪ありました。200坪は都会ではすごいですが、小さな田舎では、狭いほうです。ほとんど、土地代です。家屋は、築15年ということもあり、納得でした。とにかく、土地代だけでもいいので、売りたいのです。

 

不動産屋さんに、お願いしてから、立地もいいのか数人の方が見学にきてくれました。1年は見学はくるけど売れない状態でした。そして、まだ実家には家具や、ポスターやらと当時のままの状態で、はっきりいって生活感がありすぎる状態でした。何もない状態で、綺麗な家にしてあげればいいのではないかと思い、業者に頼んで、すべて処分してもらいました。そのあとは、掃除は、節約のため自分で家の中を磨きあげました。雑巾かけしながら、売れますように、売れますようにと呪文を唱えてみたりしてました。特に、玄関は、家の第一印象の場でもあるので、念入りにしました。次は、庭の手入れです。雑草や、ちょっとしたものは自分でできますが、木の手入れまでは難しいのです。庭には、みかん、紅葉、ミモザもありました。このミモザは春になると黄色のかわいい花を咲かせてくれて、自慢の木です。これもまた、庭師にお願いして、綺麗にに庭を手入れしてもらいました。総額、100万円近いお金は無くなりましたが、でも実家を維持していれば、あっという間にこのくらいの金額はなくなります。仕方ありません。(1000万円で建てる家です)

 

空になった実家、きれにになった実家は、早速見学してくれる家族と出会いました。このまま、買ってもらえればと思ってましたが、200万円、安くしてくれたら考えるというのです。家屋代はなくなり、土地代も安くなってきます。考えた私ですが、田舎の戸建てを売ることはどんなに大変か知っています。いつまでも売れなくて空き家状態がたくさんあるからです。安くしたら買ってくれるのであれば、実家を維持することと天秤にかけ、200万円安くして、売ることにしたのです。

 

田舎で、家を売るなんて、本当に難しのです。だいたいの住民は家を持ってますから。安くしなくてはいけないこと、家をきれいにしておくこと、私の予想より、かなりの大幅元であり、経費もでましたが、結果、実家を手放すこおとができたので、良かったのです。

 

私の実家売却は、土地200坪、立坪100坪、2階建5LDK。日当たり良好、買い物便利、病院近いという立地条件で、坪6万で売却、売却までにかかった費用は、100万円。1年半の維持費40万円、不動産経費約70万円となります。私の手元に残るお金は、そんなにありませんでしたが、田舎の実家が売れたことは、幸運だと思ってます。

 

築30年の実家を売却しました。

一人暮らしで頑張っていた田舎の義母が膝を痛め入院したことをきっかけに、実家の売却を検討し始めました。義母は80代にもなっているし、納得の上で娘のわたしが不動屋さんに連絡を取ることになりました。しかし、実家は年々人口が減っていくばかりの田舎のうえに、築30年は経っています。とても売れるとは思いませんでした。不動産売却の経験もないし、どこに連絡するというあてもありませんでしたが、とりあえずネットで検索してみました。田舎の空き家を売却したい人向けの独立行政法人媒体のようなサイトもありましたが、民間の不動産サイトで売りたい旨申し込んでみました。売却したい家の住所と築年数、おおまかな面積と、売却したい理由を書いて見積もり依頼しました。

 

 

 実家には少し複雑な事情があり、建物は義母名義ですが、土地は私名義でした。でも、田舎なのにかかわらず3件の不動産屋さんから回答をいただき、うち1件は田舎すぎて周辺での売却実績がないため見積もりできない、との返答でした。なので、その時点でもとても売れるとは思えませんでした。実家は、約200坪の段差ありの土地に3棟に分かれて立ち、居住している建物は大工さんの手になる檜造りで平屋、純和風のしっかりしたものですが、後の2棟は軽量鉄骨の木造二階建てで築年数が高いだけでなく殆ど廃屋状態でした。この2棟を取り壊す費用を捻出するために売却を検討したようなものです。但し条件は全部ひっくるめて、ということにしました。立地条件としては国道に面していたため、その部分だけ更地にする条件で買い取りたいという要望は前からあったからです。しかし厄介なことに浄化槽がそこにあるため、その部分だけ売り渡すことはできなかったのです。このような条件でしたが、2棟の解体費用込みで1350万円という見積もりをいただきました。檜造りの家と屋根付きの門から玄関までの眺めがよかったのと、やはり国道に面してるという利点を考慮したそうです。わたしのほうでは、解体費用を自分で持たなくてもよいという点で見積もり価格に異存はありませんでした。

 

 見学希望の方も何組かいらっしゃいましたが、半年の間決まらず、義母もじれたり、田舎のことで周囲の雑音(よけいな噂話など)も大きくなってきたりで、価格から150万円下げたところで、1200万円で売買が成立しました。田舎でもあり、古くから住んでいたところでもあり、測量その他の費用や、片づけなどにかなりの金額がかかりました。また80代の義母の今後の介護費も考慮しなければならず、利益はそれほど実感できませんでしたが、どうにもならないと思っていた田舎の古い家が片付いたのはほんとうによかったです。